暖かい日が続いたあとの「寒さ」が体にこたえます・・・みなさん、体調はいかがでしょうか??
三年前の3月11日、東日本大震災の日も東北では小雪が舞っていたことを思い出しました。TV画面に次々に映し出される地震・津波の被害、福島の原発被害を目にし、遠く離れたこの地で怖さに涙があふれ震えたものでした。
三年の月日が過ぎ、復興した様子がTVで紹介されるなか、手付かずでまだまだ復興には程遠い地区もあると聞き、被害の大きさを改めて感じます。
震災から一年と半年が経った時、家族で宮城の被災地に、ネットで知りたずねて行った亘理町復興商店街の「うしのや」のおばちゃんと、年末に電話で話す機会がありました。おばちゃんはお元気だったのですが、御主人が夏ごろから体調を崩され12月に亡くなられたとお聞きし、被災しご苦労されたところへの訃報に、おばちゃんはかなりお疲れの御様子でした。
大きな復興のニュースが報道されるなか、被災した事からのそれぞれの家庭内の変化に皆さん本当にご苦労されてみえるんですね・・・「普通が羨ましい」とインタビューに答えていた方の言葉が胸に刺さりました。
被災の様子や復興の様子をただ見るだけでなく、自分達にできる事が何かないか?もう一度考えていきたいですね。
まずは、この辺りにも来ると言われている大地震に備えて、備蓄の食料品や持ち出し袋のチェックをしなくては!!
中学校の卒業式の翌日に被災した若者たちが、今年高校を卒業されるそうです。
避難所で、小さな子供たちが淋しがる様子を見て「保育士」になる勉強を始めたという子、避難所にボランティアで髪を切りに来てくれた「美容師さん」に憧れ美容学校に進学する子、地元の復興しつつある漁業の片腕になりたいと漁師になる決意をした子・・・みんな目をキラキラと輝かせていました。嬉しいですね~!「このごろの若いモンは・・・」と嘆かれるなか、「このごろの若いモンって頼もしい!!」と思わせてもらいました!!みんな、がんばれ!!