実家の母が脳梗塞で倒れてから速いもので一ヶ月が過ぎました。母の異変を「大した事ない」と軽く言いコッピどく姉に怒鳴られ、搬送中の救急車の後ろにピッタリとくっついて一緒になって信号無視して走り救急隊の方に注意され、自分のあまりのフガイの無さにかなりペッチャンコに凹んでいた父も反省してか「お風呂掃除」「食事の用意・片付け」「畑作業」などは誰に言われるでもなく自主的にやってくれるようになったそうです。8年前の喉頭ガン、その後3回も立て続けに肺ガンが見つかって入退院を繰り返し、今まで母に頼りっぱなしだった父も今回の母の入院で「自分だけが病人じゃない」ことにハッと気付いたのではないでしょうか・・・
「今まで世話を掛けたから・・・」と母のお見舞いに一日も欠かさず行ってくれる父には皆勤賞をあげなきゃ!
私達が歳をとった分、親達も歳をとり気が付けば後期高齢者。みんなこうして支えあって老後を過ごしていくんですねー。病気やケガは誰でも辛いですが、このピンチをきっかけに「おたがいさま」を改めて感じていくんだな~とつくづく思った母の入院でした。
今日は一ヶ月ぶりに自宅への「外出」です!きっと母の事だから朝からワクワクして準備万端で靴までシッカリ履いて今か今かと父が迎えに来てくれるのを待っているんでしょう♪左半身に軽いマヒが残った為、家に手すりをつける打ち合わせを地域包括センターの相談員さんと一緒にするそうです。介護認定の申告から認定が出るまではまだ時間がかかるそうなんですねー・・・といって、それを待っていてはいつまでも母が帰宅できないので・・・と相談したところ、包括センターの相談員さんはすぐに病院の相談員さんや市役所の福祉課に連絡、何度も自宅や母の入院先に足を運んで段取りをして下さって本当に有難いです。介護保険のことはいずれはお世話になると分かっていながらも知っているような知らないようななんとなくの認識しかなかったので、私も今回は本当に勉強をさせていただきました。地域包括センターは各地域ごとにあります。困った時には相談にのっていただけるので頭のどこかに覚えておいてください相談員のSさん、丁寧に相談にのって戴けて本当に心強いです。ありがとうございます♪