広島に原爆が投下されてから、今日で70年になりました。
戦争の悲惨さは実際に経験された方にしか分からないのでしょうが、終戦を佐賀県で6歳で迎えた実母から幾度も当時の話を聞かされ、子供のころは「また始ったか・・・」と思いながらも聞いては涙が流れました。
実母のお父さんが終戦の数ヶ月前に招集され、戦地に向かう海の上で爆撃に合い亡くなっています。「亡くなった知らせと一緒に石が1つ届いただけだった・・・」と聞くたびに子供心に戦争はやってはいけない!と何度も思いました。
治療院の患者さんで実母の妹さんがここから車で15分位の所に住んでいるので、第二の実家のように行き来させていただいていますが、この叔母は終戦の5ヶ月前に生まれているのでお父さんの顔を知りません。大きなお腹を抱えてのお父さんの招集を思うと、自分が「母親」となった今、母のお母さん(私のお婆ちゃん)はそれは辛かったのだろうと思います。が・・・叔母いわく・・・お婆ちゃんは子供たちを守るだけで精一杯だった・・・辛かったのは姉達だった・・・そうです。。。そうだったんだぁ・・・・・
お父さんを知らない叔母を気の毒に思っていましたが、当の叔母は当時赤ちゃんだったので何も分からない、お父さんいないことも、そんなに不自然な事ではなかった・・・とケロッとして言いますが、核は、戦争は絶対にやってはいけない!!!とハッキリそう言います。私もそう思います。
考え方は色いろありますが・・・私はそう思います。。。
原爆が投下された朝8時15分、大人になって母親になってからのこの十何年は、TV越しですが黙祷させて頂いています。毎回涙が止まらなくなります。
なので、今日は朝から鼻が真っ赤っかでした・・・が、不燃物出しの日だったので朝からバタバタと忙しく、院長父の病院の付き添いやなんやらで気が付けばもうお昼・・・さすがにもう鼻は赤くありませんよ~
3日後の9日は長崎の原爆記念日です。
15日は終戦記念日。。。改めて思いを馳せてみたいと思います。
うふふ・・・たまには真面目な話もするのよ~