「アンダンテ~稲の旋律」という映画の試写会に行ってきました。
社会に対応できず対人恐怖症と引きこもりから抜け出し、
新たな自立の道を懸命に模索する主人公・千華。
そして、厳しい農業の傍ら食と農業問題に独自の哲学を持ち
土とともに生きる晋平。
今日、不登校や引きこもり、心の病などは現代日本の深刻な問題として
見えてくる。
本作の「アンダンテ」とは、音楽用語で『歩く速度でゆっくりと』を
意味し、原作者である旭爪(ひとつめ)あかねは、
自らの引きこもり生活の体験を主人公千華に反映させている。
(映画センター資料より)
主人公の千華は、「ミス・サイゴン」や「レ・ミゼラブル」などに出演のミュージカル女優・新妻聖子。千華を受け止め励まし再生へと導く農業家役を筧利夫。
春から秋にかけての稲の生長とともに撮影された田園風景や農作業の様子が千華の心の変化によく合っていて、すがすがしい気持ちにさせてくれた映画でした。
私は引きこもったことは無いのですが、引きこもる娘と父親・母親の心境などを思うと、親として今の自分に問いかけられているような気持ちにもなり色々と考えさせられた内容でしたね。途中何度も涙が出てきてヤバイ・・・と思ったら、前に座っていらした、私より少し年が上そうな男性が涙をぬぐってみえ「よかった・・私だけじゃない。」と安心でき、安心しすぎてつい号泣するところでした
人って・・・この「自分だけじゃない。」って思えた瞬間にホッと出来るんだと、子育てをしているとよく思うことがありますね。この日の「私だけじゃない。」と思えたホッとできた瞬間も映画「アンダンテ」にも負けないくらいイイものでしたヨ!
この映画は入場料の半額が、ぎふハチドリ基金に寄付になる寄付つき映画会です。
ぎふハチドリ基金とは・・・理由があって公的な支援が届かず困難を抱えている子供や若者、子育て家庭を支えるNPOを市民の寄付で応援していくしくみで、松野治療院も賛同、募金箱の設置をさせていただいています。
子供たちがまだ小さな頃、子育てに悩んでいた頃にとても助けてもらった「NPO法人キッズスクエア瑞穂」のYさんから誘っていただいたこの映画「アンダンテ~稲の旋律」ルンルン☆キャぴキャぴした内容ではありませんが、気持ちが楽になるような本当にイイ映画です。よかったら9月にある映画会に足を運んでみて下さい
9月21日(日) 岐阜県図書館・多目的ホールにて
①午前10時30分上映 (会場は10時)
②午後2時上映 (会場は1時30分)
前売り券・一般1,000円 13歳~18歳 800円
*当日券は200円増 小学生以下入場無料
前売り券が完売のとき、当日券の販売は無い場合があります
主催は 寄付金つき映画「アンダンテ」上映実行委員会事務局
特定非営利活動法人 ぎふNPOセンター
前売り券は松野治療院にもありますので、観たい方は院長でも私でも大丈夫ですので一声おかけ下さい♪ この映画は残念ながらまだ映画館では上映されていません(今後上映されるかされないかは未定です)ので、この機会にどうぞご覧になってください。「私だけじゃない。」安心感を是非どうぞ!!