せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ これぞ七草・・・これは春の七草。年末年始で食べ過ぎた、弱った胃のために「七草粥」をいただきますね。
これに対して秋の七草は花を見るためのものだそうで
萩(はぎ)・薄(すすき)・桔梗(ききょう)・撫子(なでしこ)・葛(くず)・藤袴(ふじばかま)・女郎花(おみなえし)を言います。確かに、食べられそうなものは葛の根っこぐらいですねピンクの小さな花の「萩」はこの辺りでも道端で見かけますね。実家の稲沢には「萩寺」と呼ばれるお寺があって毎年この時期はたくさんのお客さんで賑わいます。余談ですが、私はここの住職に勉強を習ったことがあるんです。小学校の音楽の先生で、みんなの間では「しょうねん」とお名前を呼び捨てで言っていたような気がします・・・罰当たりですね
今日は、この七草の「おみなえし」の苗をたくさんもらったので朝から治療院の花壇に植えました。何年か前に植えて去年も今年も満開になっている10本ほどの株に並べて植えたので、2~3年もすればキレイに咲き誇ると思うのですが・・・お楽しみに!この「おみなえし」漢字で書くと「女郎花」、「おみな」が「女」で「えし」は古語で「へし」といい「圧する」という意味だそうで、『美女も圧倒するほどの美しき花』の意味の花なんですねー。可憐な小さな花が集まって咲く姿は確かに美しいですね~。まだ治療院に咲いているので、よかったら「これが女郎花ねー!」と見に来てください
ちなみに、同じような花で白いものを「男郎花」と書いてこれも「おみなえし」というそうです。白い花のほうが黄色のものより力強く見えるから・・・なんだそうですが・・・最近は女子のほうが若干お強いような気がしないでもないですね
これが「女郎花」です♪